全日本プロレスの〝ひねくれ者〟青柳優馬(28)が、わが者顔で王道マット侵攻を続ける3冠ヘビー級王者・中嶋勝彦(35)をこき下ろした。

 暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦(21日、東京・新木場)では、宮原健斗との「ビジネスタッグ」で、石川修司&綾部蓮に快勝。2勝1敗1分けの勝ち点5とし、上位進出を見据えた。

 5日の札幌大会で優馬は中嶋に敗れ、3冠王座から陥落したばかり。それでも「あの試合の前に5日連続で試合をしていて、6連戦の最後があの試合だった。簡単に言えば、臨戦過程が悪かった。それであのパフォーマンスができたのだから、青柳優馬という人間がいかに高スペックであるかが世に知れ渡ったかな」と胸を張る。

 言い訳にしか聞こえないが、確かに優馬は3冠戦当日も昼夜興行のダブルヘッダー出場。一方の中嶋はシリーズに同行せず、5日は夜の部だけの参戦だった。

 また、3冠奪取後も「全日本乗っ取り」を掲げて最強タッグに出場している中嶋について「結果が出ているので好調に見えるけど、侵略者っぽさがない」とバッサリ。「入場曲が新しい曲に変わっているけど、自己陶酔でもしているのかなと。威圧感みたいなものも感じない。根が優しいのかもしれないけれど、もっと侵略者としての自覚を持ってほしい」と、なぜか上から目線で忠告した。

 12月6日後楽園ホール大会の最終公式戦では、中嶋&大森北斗と直接対決する。リベンジがかかる一戦へ「応援してくれる人を楽しませるために、今大会はビジネスに徹して戦っている。私情は捨てて臨みたい」としつつ「中嶋勝彦を自分が超えるのは、時間の問題じゃないかなと自信を持っている」。優勝戦線に残り、怨敵の前に立つ。