岡田監督の抜擢に見事に応えた。オリックスとの日本シリーズ初戦(28日、京セラドーム大阪)で「7番・指名打者」に起用された阪神・渡辺諒(28)が、値千金の一打で圧勝劇の口火を切った。
5回、佐藤輝の二盗などでお膳立てされた一死三塁の先制機だった。オリックス・山本由伸投手の155キロを中前に落とす先制適時打。「初球から思い切っていこうと。詰まっていましたけど何とか落ちてくれてよかった」(渡辺諒)と振り返った。
一軍の先発は7月4日の広島戦以来。レギュラーシーズン後半は代打としての起用が中心。それだけに、本人も「今日のミーティングの時に言われて。少し緊張しましたけど」と多少の驚いた振り返ったが、岡田監督から「思い切っていけ」と声をかけられ、試合には自然体で臨めていたという。
「当たり的には悪かったですけど、いい形でいいところに落ちてくれてよかった」。敵の山本とは6月の交流戦(甲子園)でも先発に起用されており、3打数無安打と抑えられていた。大舞台でやり返す形となったひと振りは、チームにも値千金の1本となった。












