阪神がオリックス戦との日本シリーズ第1戦(28日、京セラドーム大阪)に8―0で完勝。球界を代表する大エース・山本由伸投手を緻密かつ大胆な采配で攻略したとあって、試合後の岡田監督は当然ながら上機嫌そ。計13安打をマークした野手陣の奮闘に「そらみんな、ああやってヒット出たから楽になるよ。明日(第2戦)はだいぶ楽に入れるな」と胸をなでおろした。
「3番・右翼」として先発出場した森下翔太外野手は見逃し三振、遊併殺打、空振り三振、空振り三振と第4打席まではまるでいいところがなかった。だが、最終9回にまわってきた第5打席で中前打をマークし、遅ればせながらシリーズ初安打を記録。森下について問われた岡田監督は「3打席目で代えたろかと思ったわ。また泣いたらアカンから今日は辛抱したよ」とニヤリ。打撃不振に苦しんでいた9月29日のDeNA戦(横浜)で森下はベンチ内で涙を流して悔しさをあらわにしていた。
背番号1に〝愛あるイジり〟を見せた指揮官は、意気揚々と会見場を後にした。












