ナ・リーグ東地区で首位を独走するブレーブスに衝撃が走った。リードオフマンのロナルド・アクーニャ・ジュニア外野手(28)が左太もも裏の肉離れで10日間の負傷者リスト入りすることになった。ワイズ監督は「それほど深刻ではないが、リストに入れざるを得ないほど深刻だ。数日で治るものではないし、それ以上かかるだろう。こうした軟部組織の損傷はどれくらい時間がかかるか全く分からない」と困惑の表情で「ニューヨークポスト」などに話した。

 アクーニャは2日(日本時間3日)の敵地ロッキーズ戦の2回の第2打席でニゴロを打ち、一塁に向かう途中で走れなくなって途中交代。MRI検査を受けていた。

 2023年にMVPを受賞。今年3月のWBCではベネズエラ代表として世界一に輝き、準々決勝の日本戦では山本由伸から本塁打を放っている。今シーズンは打率2割5分2厘、2本塁打、9打点、7盗塁とまだ本調子でないとはいえ、チームに絶対に欠かせない存在だ。

 離脱がチームに与える影響は甚大と見られ、米メディア「ファンサイデッド」は「そのスピード、強肩、パワー、エネルギーと、スコアボードの数字以上に試合に大きな影響を与える存在だ。1人の選手がそれほど大きな違いを生むことはないと主張する評論家もいるだろうが、アクーニャのようなレベルの選手について語る場合、1人の選手が大きな違いを生む」と強調した。

 さらに「ポストシーズン進出、ひいてはワールドシリーズ連覇中のドジャースを破るには運と健康なアクーニャの存在が不可欠となる」とまで断言。2021年以来、5年ぶりのワールドシリーズ制覇の目標達成まで危うくなる〝最大の危機〟と見ている。