国民的スーパースター、〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)が昨年10月1日に死去してから、ちょうど1年がたった。一周忌の命日にあたる1日、猪木さんの墓がある神奈川・横浜市鶴見区の総持寺には多くの関係者、ファンが墓参に訪れた。
午前7時過ぎから20人以上のファンが集まり、猪木さんが死去した午前7時40分に合わせて記帳が始まった。全国から集まったファンは、猪木家の墓の敷地内に設置されたブロンズ像「燃える闘魂 アントニオ猪木之像」や、東京スポーツ新聞社が寄贈したパネルの前で写真を撮影し、燃える闘魂をしのんだ。
関係者では猪木さん一番弟子の〝炎の飛龍〟藤波辰爾、北斗晶&佐々木健介夫妻らが墓地で手を合わせた。藤波は「あっという間の1年だった。僕はまだリングに上がってるけど、どこかで猪木さんがいるという気がしている。どこかで切り替えようとは思うけど、生きている限りはずっと引きずっていくと思う。親よりも長くいたわけだから」と静かに話した。
北斗と健介は、猪木さんが1995年に北朝鮮・平壌で開催したイベント「平和の祭典」で出会った。8月には長男の長男の健之介さん夫妻に初孫が生まれたばかり。北斗は「猪木さんがいなかったら、私たちが出会うことはなかった。10月1日は、ちょうど私たちが結婚式を挙げた日。猪木さんが主賓あいさつをしてくれた。28年前を思い出しながら、今日は『女の子の孫が生まれました』と報告しました」とほほ笑みを浮かべた。
健介は「若手の頃から練習で、若造をリングに上げてもらい、スパーリングをやらせてもらった。プロレスがこういうものだと教えていただいた。思い出はいっぱいある」と師匠を振り返ると、北斗も「国民栄誉賞をもらって当然の方」と、その偉大さを語っていた。












