阪神は2日のヤクルト戦(神宮)に6―5で辛勝。アレへのマジックを「17」と一つ減らし、18年ぶりの悲願へ向けまた一歩前進した。先発・青柳が6回途中を6安打3失点の内容で7勝目をマークした。

 3回に佐藤輝の16号3ランなどで一挙6点を奪い、6―2と逆転に成功したが、その後はヤクルト打線にジリジリと追い上げられる苦しい展開。島本―桐敷―岩貞―石井―岩崎と5人のブルペン陣を投入し、何とか逃げ切りに成功した試合後の岡田彰布監督(65)は「追加点取れへんからなあ」とヘトヘトの表情。勝負の9月は「試合内容よりも勝つことが全て」と水を向けられると「いやいや、内容も書けへんやん、新聞(記者は)。勝った負けた(の記事ばかり)になってくるやろ」とニヤリと笑った。

 打撃不振が続くノイジーの代役としてこの日、「3番・左翼」として先発起用した小野寺が3回二死一、二塁から右翼線への2点適時三塁打をマーク。この日もピタリとハマった用兵策について問われると「あの一本で十分や。ハッキリ言うてな。3番で起用した理由? 打つからや(笑い)」と振り返り、宿舎へ向かうバスに乗り込んだ。