中日―ヤクルト戦(29日、バンテリン)の始球式で〝リアル兄弟対決〟が実現した。

 この日は名古屋人なら誰もが知っている味噌かつの老舗「矢場とん」のスポンサードゲームということで社会人野球のクラブチーム「矢場とんブースターズ」の高橋利政内野手(29)が始球式に登場。するとヤクルトの高橋奎二投手(26)がバッターボックスに立った。この2人は実の兄弟。利政さんが始球式に登場するということでヤクルトサイドの粋な計らいで〝兄弟対決〟が実現した。2人が兄弟であることが場内アナウンスされるとスタンドからは大きな拍手がわき起こった。
 128キロの直球で弟から空振りを奪った利政さんは「ちょっとインコース低めに外れてしまったんですけど、楽しかったです。打席に弟が立ってくれて緊張よりはワクワクというか楽しみながら1球を投げることができました」とニッコリ。「弟とは3つ離れているんですけど、子供のころから家の前で一緒にキャッチボールをしていました。一生に一度あるかないかの経験。うれしかったです」という利政さんは「9月2日から新潟でクラブチーム全国大会があるので優勝を目指して頑張ります」と意気込んだ。