ノアのシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」27日川崎大会で、潮崎豪(41)が劇的なBブロック1位通過を決めた。

 直前の試合でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が征矢学に敗れ、勝ち点8止まりとなったため、潮崎に自力突破の可能性が復活。迎えた最終戦の相手は4勝2敗で勝ち点8をマークするAXISの盟友・中嶋勝彦だった。

 2020年8月に中嶋が金剛に加入し、AXISが一時解散となった因縁の会場でパートナーと激突した潮崎は、壮絶な打撃戦を展開。バーティクルスパイクを阻止すると、最後は豪腕ラリアートで3カウントを奪ってみせた。

 この結果、潮崎は征矢学と勝ち点9で並び、さらに直接対決でも引き分けているため、何と全試合終了後に両者によるBブロック決定戦が行われることが決定。前日26日仙台大会で30分フルタイムドローに終わったばかりの両雄は、決勝のイスをかけて2日連続の意地の張り合いを展開する。

 豪碗ラリアートと弾道の相打ちで崩れ落ちた潮崎だったが、3カウントは許さない。丸め込みの連発で追撃を封じ込めると、起死回生の豪腕ラリアートで逆転勝利を収めてみせた。

 劇的な展開でBブロック突破を決め、優勝決定戦(9月3日、大阪)ではAブロック1位の拳王との激突が決定。準優勝に終わった2017年大会(当時の大会名はグローバル・リーグ戦)と同じ顔合わせとなった。拳王と視殺戦を展開したリング上で潮崎は「勝さん(中嶋)…ありがとう。征矢…ありがとう。そして川崎! 本当にありがとう。N―1 VICTORY、大阪で優勝、俺がいただきます」と、悲願の初優勝を誓っていた。