陸上・世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)、男子110メートル障害決勝で5位に入賞した日本記録保持者の泉谷駿介(23=住友電工)が24日、帰国した。

 日本勢初のファイナリストとして13秒19の5位と世界の強豪と堂々渡り合い、その名を歴史を刻み「そこは素直にうれしい」と笑顔。それでも「準決勝の感じからいけば、メダルは狙えたと思う。改めてレースを見返して、もうちょっと上の順位が狙えたんじゃないかという思いもある。悔しさがふつふつと沸いてきた」と両足をつったこともあり悲願のメダルに届かなかったことに悔しさを見せた。

 つった原因としては「今回は腰を高くハードリングしようとしたので、それが原因でお尻にあまり力が入らなかった。そこをカバーしようとしてふくらはぎを使ってしまった」と分析。さらに「後半の失速」を課題に挙げて「単純に体の状態が良くなかった。自分の強みは中盤から後半にかけての失速の少なさなので、そこを生かせなかったのは残念」と振り返った。

 今後はダイヤモンドリーグ(DL)第12戦(9月2日、中国・深セン)へ出場する予定。「タイムもついてきているし、順調には来れている。やはり決勝では13秒0台の記録が求められる。そこを安定して出すために、しっかりと考えていきたい」。今回の収穫と課題を胸に、さらなる高みを目指す。