第105回全国高校野球選手権大会第7日第3試合は九州国際大付(福岡)が土浦日大(茨城)に0―3と零封負けを喫し、初戦敗退となった。

 注目のスラッガー・佐倉侠史郎は4打数1安打1三振。9回に中前打を放って二死二、三塁と粘ったが、ホームが遠かった。4回の一死二塁の先制チャンスで小森のチェンジアップを叩くと、強烈な打球が一塁手のグラブを弾いてふわりと上がり、駆け寄った二塁手に直接キャッチされる不運もあった。

 最後の夏が終わったが、試合後は清々しい表情で「経験させてもらったことを今後に生かしたい。ホームランを打ちたかった。打てなくて打者としては悔しいけど、それ以上に支えてもらった人への感謝の思いが強い。小学生からあこがれた甲子園に来れた。夢が3回もかなった。全員が頑張ってここに来れた」と気丈に話した。

 打線が相手先発・小森のストレート、チェンジアップに沈黙。6回からは伊藤彩―藤本の継投の前に連打が出ず、楠城監督は「よーいドンで左投手(藤本)と読んでいたので、それが最後まで響いた」と先発を読み間違えたことを自嘲気味に明かした。

 佐倉は今後の進路について「まだ相談中だけど、そういう場所(プロ)でプレーしたい。野球人としては最終目標と思うんで、行けない場合でも違う場所で全力でプレーするのが大切と思う」と高いステージを思い描いた。