待ったなしの状況で打線のキーマンをどう使っていくか――。ソフトバンクの藤本博史監督が、手負いの近藤健介外野手の〝起用法〟について考えをめぐらせている。
チームは2戦連続の零封負けで自力Vが消滅。厳しい状況に追い詰められている。7月30日のロッテ戦(ペイペイ)で右ヒザ付近を痛めた近藤の状態も懸念材料だ。1日の西武戦(ベルーナ)は3番・DH、2日の同カードは4番・DHで全試合出場を継続しているが、足をかばいながらのプレーとなっている。
何より近藤自身にチームの正念場で休むわけにはいかないという意志が強いという。藤本監督は現状について「(DH起用は)当面というか、足の状態次第です。柳田もずっとライトを守るわけにはいかないのでね。(スタメンから)外すという手も当然あったんですけど、本人も試合に出たいと言うのでね。それなら返す立場でと昨日は打順を変えて使いました。例えば、ここ一番の代打というところで考えてもいいが、本人のたっての希望だし、そこは何とか打順を考えながら使っていきたいと思う」と説明した。
残りは51試合で現在は貯金2の3位。4位・楽天も迫ってきており、踏ん張りどころでもある。打線が深刻な得点力不足となっている中で、得点圏打率4割超えの近藤の存在は大きい。
その一方で「良くはなっている」とはいえ、離脱となっては元も子もない。指揮官が言及しているように、ここまで守備の負担を軽減させるためにDHを回している柳田の状態との兼ね合いもある。
まさかの急失速となっている藤本ホークス。8月戦線をどう戦っていくか。












