新日本プロレスの成田蓮(25)が、真夏の祭典「G1クライマックス」終盤戦へ背水の陣だ。
ともに令和闘魂三銃士と称される海野翔太と辻陽太、ノア・清宮海斗と新世代戦士の集結で話題を集めたAブロックだったが、公式戦2試合を残し、5戦全勝のIWGP世界ヘビー級王者SANADAの1位突破が早々に決定。成田は、とりわけ厳しい現実を突きつけられている。
初戦で海野と時間切れ引き分けに終わると、ここまで3敗2分けの勝ち点2で最下位に沈んでいる。「悔しいですね。自分にまだまだ力がなかったというのを知らされました。正直、同世代の人たちの試合も見てたんで、そこと比べても全然ダメだったなという反省しかないですね」と唇をかみ締める。
すでに脱落が決定している上に、史上最多32選手が出場した今大会において現段階で未勝利は成田だけ。仮にこのまま終われば、来年以降の出場も危ぶまれる。海野、辻にも差をつけられ「あの2人が勝利している中で自分が1勝もしていない。あれだけデカい口を叩いて未勝利で終わったら、ストロングスタイルという名前にも顔向けできない。背水の陣じゃないですけど、危機感はありますね」と胸中を明かす。
それだけに残り2戦は不退転の覚悟で臨む。「ある先輩から『考えすぎて空回りになっている』と助言をいただいて。確かに考えすぎてた部分はあった。勝手に自分で自分を追い込んでいたので。初心に戻るじゃないですけど、凱旋したてのころを思い出して戦いたい」
最終戦(5日、大阪)では、清宮との初対決も控える。「外敵でも同世代でくくられているので。新日本のG1で、ノアには絶対に負けられない。最後の最後で相手が自分だったっていうのを、悔しがってもらおうと思ってます」と腕をぶした。
このままでは終われない。真夏の祭典に爪痕を残すことができるのか。












