新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」30日名古屋大会のCブロック公式戦で、鷹木信悟(40)がタマ・トンガ(40)と時間切れ引き分けに終わった。

 実力者同士の初シングル戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。一進一退の攻防が続き、試合時間残り3分を切っても両者の集中力は途切れない。鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンをトンガンツイストで切り返されると、ブラディサンデーを浴びながらもDSDは阻止。ポップアップ式で掟破りのガンスタンをさく裂させる。

 残り時間1分を切ったところで、鷹木はスライディングラリアートからパンピングボンバーを発射。しかしラスト・オブ・ザ・ドラゴンにカウンターのガンスタンを合わせられ窮地に。タマもダメージでカバーが遅れたため九死に一生を得ると、追撃を許さずにジャックナイフ式エビ固めで押さえ込む。ここで試合時間終了のゴングが鳴り、勝ち点1を分け合う結果となった。

 これで2勝2敗1分けとなった鷹木は「まさかここに来て20分の壁にぶち当たるとはなあ。木谷オーナーだかバリー大張だか知らねえけど、よくつまらんルール考えてくれたなコノヤロー」と今大会からの試合時間短縮に恨み節。その一方で「今日でしっかり覚えたぜ。ものすげえ同い年のレスラーがいるじゃねえか。スピード、パワー、ひらめき、インサイドワーク、超一流だ」とタマの実力を称賛した。

 ともあれ公式戦は残り2戦で、これ以上の失点は許されない。「残り2戦、(デビッド)フィンレーとEVIL。もう2位でも何でもいいよ。勝つしかねえんだよ。勝ち点取るしかねえんだよ。日本人は最終的に気合と根性! そして大和魂に頼るしかねえんだよ! 見とけ、最後まで!」と不退転の決意を明かしていた。