DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が大変身だ。27日の中日戦(バンテリン)に先発し、7回7安打1失点で7勝目(3敗)を挙げた。ピッチング以上に注目だったのが味方の拙守にも動じることのない落ち着いたマウンドさばきだ。
バウアーといえば1日の中日戦(横浜)で味方のまずい守備に腹を立て、何度も放送禁止用語をシャウトしたことが大きな話題となった。ところがこの日は守備陣にまずいプレーが出てもイライラした表情を出すことはまったくなかった。
6回、先頭・細川の三ゴロを宮崎が一塁へ悪送球して無死二塁。続く大島の送りバントも宮崎が一塁に送球したものの間に合わず、無死一、三塁となった。どちらも普通ならアウトになっていたプレーだけに、これまでなら「F×××!」とマウンド上で叫んでいてもおかしくはなかった。
だがバウアーは冷静な投球でビシエドを空振り三振、高橋周をニゴロ併殺打に仕留めてピンチ脱出。「起きたことというのはコントロールできる部分ではないので、自分の中でまずは三振を取るだとか、いかに最少失点にするかというところだと思います。いろんなことが起きるのが野球だと思っています」と語り、これまでとは違う〝大人な部分〟を見せた。
20日のオールスター第2戦(マツダ)で1イニングを投げてから中6日での後半戦初マウンドだったが、バウアーは短い間隔で登板したがるタイプでこれも大きな変化といえる。三浦監督も「調子はそんなによくなかったと思うが、走者を出しながらも粘り強くやってくれた」とバウアーの投球を絶賛。サイ・ヤング賞右腕は後半戦も頼りになりそうだ。












