全日本プロレスの〝荒くれ者〟大森北斗(28)が、〝プロレス界の王〟鈴木みのる(55)超えを狙う。

 22日の島根・松江大会(くにびきメッセ大展示場)で3冠ヘビー級王座を保持する青柳優馬に挑戦し、翌23日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会ではみのると組み、世界タッグ王者の宮原健斗&優馬に挑戦する。

 1月にヘビー級に転向し、両タイトル初挑戦となる北斗は「うちにいたら3冠を目指すのは当たり前。それを同い年の青柳優馬が巻いたことにめちゃくちゃ嫉妬しましたし、悔しくて眠れなかった。この思いを晴らすためにも〝5冠王者〟になる」と語気を強めた。

 昨年9月にみのるとの一騎打ちで惨敗。リーグ戦「Jr.BATTLE OF GLORY」も唯一の全敗に終わった。どん底に落ちた北斗は現状打破のため、みのるに弟子入りを志願。同じ大会に出場するときには試合前にスパーリングで鍛えられているという。

「パワーのつけ方とか、きれいな打撃の打ち方だけじゃなくて、精神的な部分も鍛えてもらっている。試合での反省を指摘してくださった後、必ず良かったところも言ってくれる。あんな怖い顔だけど人たらしなんですよね。そこも勉強になる」

 みのるは過去に3冠王座と世界タッグ王座を巻いているが、同時戴冠の5冠は果たしていない。そこで北斗は「まず3冠を取って、23日は鈴木みのるの後ろじゃなくて横に立ちたい。そして、世界タッグを取れれば、俺はあの人を超えることができるかも。絶対にベルトを取りたい!」ときっぱり。勝負の週末2連戦へ気合十分だ。