全日本プロレスの3冠ヘビー級王座に初挑戦する大森北斗(28)が、らしさ全開で王座取りを誓った。

 2日の後楽園大会で新日本プロレスの永田裕志を破り同王座を初戴冠した青柳優馬(27)に挑戦表明し、22日の島根・松江大会(くにびきメッセ大展示場)での挑戦が決まった。

 3日に都内で行われた会見で北斗は「こいつと宮原(健斗)が、若手を率いて『ゼンニチ新時代』だなんでくだらねえことを言いだして、自分たちでベルトを流出させて、自分たちで取り返した。揚げ句の果てに(6月17日の)大田区で自分の後輩と防衛戦やって、昨日は新時代の一人が流出したベルトを同じ新時代のコイツが取り返して、みんなで『やった!』と喜んで。それを客が見て泣いてるわけですよ。マジでくだらねえなって。何が泣けるんだよこれ、茶番じゃん!」といきなりぶっ放した。

 さらに、2日に北斗が挑戦を表明したときに「まだ早い」「やめとけ」という声が観客席から届いたとし、「そんなの見て泣いてるヤツのガヤなんてゴミだから。そんなゴミはネットに書き込んでればいいし、俺は何も感じない。〝5冠〟のベルトを俺が全部巻いて、そんな発言は言えないような俺の時代をつくってやる」と宣言した。

 3冠戦翌日の23日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会では、鈴木みのるとのコンビで宮原&優馬の世界タッグ王座に挑戦する。北斗は2連勝し、一気に5冠王者を目指す覚悟だ。

 さらに北斗の独演会は続いた。初の3冠戦についても「プレッシャーとかマジでないっすね。こんなきれいごと言ってる青柳優馬にプレッシャーを感じるわけがない。お客さんの期待とかあれば、ちょっとは緊張できんのかなと思うけど、昨日会場をざっと見た感じ、あんなのしかいないですから。こいつと一緒に俺に説教垂れようとするバカばかり。そんなやつに緊張する必要もねえなって」とふてぶてしい表情だ。

 最後は2日にエルボーで失神させた本田竜輝が、軽度の脳振とうと診断された事実を持ち出した。「それについて俺が反省することはないし、あいつの練習不足」とした上で「横のこの男が同じように潰されちゃったらという心配はありますね」と挑発。写真撮影の際には胸ぐらをつかんで小競り合いになった。20代同士の3冠戦に不穏な空気が充満している。