11月に現役を引退するDDT・赤井沙希(36)とは別人だが、瓜二つの沙希様が東京女子プロレスマットで躍動した。

 8日の東京・大田区総合体育館大会ではメイ・サン=ミッシェルとの「NEO美威獅鬼軍」で、アイドルグループ「SKE48」荒井優希、上原わかな組と対戦。

 沙希様が登場すると、会場の空気が一変した。赤いバラを手に優雅に、そしてゴージャスにリングイン。先発の上原を余裕の表情で痛めつけるや、コーナーの荒井を挑発。赤井と荒井といえば「令和のAA砲」の元コンビだが、沙希様と荒井はこれが初遭遇だ。

 6分過ぎについに2人の対戦が実現。荒井のビッグブーツ5発を無表情で耐え抜いた沙希様は、髪をつかんで倒すと強烈なサッカーボールキックを一閃。さらに串刺しビッグブーツをお見舞いした。

 赤井が荒井に伝授した新人賞(顔面への二段蹴り)をくらってしまう場面もあった沙希様だが、最後は上原にアカデミー賞(新人賞と同じ顔面への二段蹴り)を炸裂。荒井に見せつけるように3カウントを奪った。

 試合後、沙希様は「いいこと。私と誰かを重ねて見てるようだけど、わたくしはわたしくしかいないわけ。唯一無二の存在なわけ。勘違いしないでくれる!」と改めて赤井とは別人であることを強調。

 さらに「なあに、あの対戦相手の方々。少しは光ってるように見えたけど、ダイヤの原石なのか、ただの石ころなのか。それは皆さんがご判断したらよろしいんじゃなくって」と試合を振り返った。

 最後は「世界一美しいのは誰? 世界一、バラが似合うのは誰? オーホッホホ。文句がある方、いつでもベルサイユにいらっしゃい~」と言い残し、フランスに帰国するため成田空港に向かった。