大記録を逃した。中日・高橋宏斗投手(20)が28日の阪神戦(甲子園)に先発し、7回7安打2失点、10奪三振の粘投を見せたが、勝ち負けはつかず、今季4勝目はお預けとなった。6月初めての自責点で球団初となる月間防御率0・00の記録を逃した。
甲子園プロ初登板で6回まで虎打線を4安打無失点と手玉に取った。ところが、2点リードの7回一死から糸原に左前打を許すと、二死二塁で木浪の二ゴロを二塁手・福永がはじいてしまい、これが適時打となり、1点を奪われた。さらに二死一、二塁で近本に左翼線に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまった。「先に(味方打線から)2点を取ってもらったので、なんとかその2点を守りたかった。しっかり粘り切れなかった」と悔しがった。
2リーグ制後、月間投球30回以上で防御率0・00を記録したのは過去4人のみ。高橋宏はここまで6月は22回2/3を投げて自責点0(失点2)で、この日、7回1/3を無失点に抑えれば、球団初の快挙となるはずだった。
しかし、6月に自責点がつく初失点を喫した3年目右腕は「そんな記録は全然まだまだだと思います」と言いつつも「阪神の応援のすごさを感じた。これがタイガースとやるということなのかなっていうふうに思いながら投げていた」と虎党の大応援に驚きを隠せなかった。
その上で「しっかりと、そこの場面で抑えることができたら自分自身、自信にはなると思うが、あそこ(7回)でしっかり粘りきれないところが、自分の弱さでもありますし、今後求めていかないといけないところ」と反省しきりだった。












