巨人の則本昂大投手(35)が14日に一軍登録を抹消。前日13日の広島戦(福井)に移籍後初&今季初勝利をかけて先発し7回無失点と好投するも救援陣がリードを守り切れず、待望の白星はまたしてもお預けとなっていた。
〝5度目の正直〟もかなわなかった。4月末に一軍登録を抹消されて以来、久々の一軍登板となった則本。開幕から好投を続けながらも勝ち運に恵まれず、移籍後未勝利だった右腕は、この日は初回から出力全開で広島打線を圧倒。7回99球を投げ5安打、無四球と抜群の制球力が光った登板となった。
初勝利は目前だったが、1―0で迎えた8回には2番手・大勢が大盛に痛恨のソロを被弾し、待ち望んだ白星は霧散…。決して甘い球を打たれたわけではないだけに、ベンチで出迎えた則本は大勢の肩を笑顔でたたき慰めたが、あまりにも悔しい結果となった。
抹消直前の広島戦(4月28日)こそ5回6失点に終わったものの、今季初戦の中日戦(同2日)は7回2失点、2戦目の阪神戦(同14日)は6回無失点、3戦目の中日戦(同21日)は5回1失点とゲームメーク。「本来は3勝1敗の成績でもおかしくない」(チーム関係者)と言わしめるほどの安定感を披露している。
それでもなかなか手が届かない勝ち星。チーム内からは「あまりにも勝てない試合が続くようなら、お清めしたほうがいいのでは」との声も…。「見ていると、則本自身も、救援陣も、打線も、どこか初勝利を意識しすぎて力が入っているように感じる。お清めを本気でするというよりかは『お清めしておいたんでもう大丈夫ですよ(笑い)』と気休めにして、笑い飛ばせるような環境を作った方がいいと思う」(前出チーム関係者)。
則本はリフレッシュを目的とした抹消後、初勝利を目指して再始動予定。次こそは白星をつかみ取ることはできるか。












