中日のダヤン・ビシエド内野手(34)が本格的な打撃フォーム改造に乗りだした。交流戦ラストとなった21日の楽天戦(楽天モバイル)に帯同せず、ナゴヤ球場で森野将彦一軍打撃コーチ(44)とともに居残り練習を敢行。約2時間にわたってマンツーマン指導を受けた。
ここまで34試合に出場して打率2割1分1厘、2本塁打、5打点と低迷。得点圏打率は0割6分3厘と主砲の役割を果たせずにいる。そこで投手方向へ体が突っ込む悪癖を本格的に矯正するため、森野コーチが身ぶり手ぶりで実演アドバイスを行った。
この日、ビシエドをベンチ外とした立浪監督の判断について、森野コーチは「なかなかシーズン中にここまで思い切ったことはできない。立浪監督は決断がすごい。この時間を使えるのは、いい機会」と説明。ビシエドの状態について「打球が上がらない。(インパクトの瞬間にボールと体との)距離も取れていない。弱いフライじゃなくて、角度がついた強いフライになってくればいい。ビシエドは無意識のうちにゴロになっているわけだから」と指摘する。
その上で「本人も分かってやろうとはしてくれている。それが表現できるようになれば。どうしても昔の形に戻ってしまう。自分の中にこれというものがないから続かない。続けられるような方法をこっちも探しながらやる。一番は本人が悔しい思いをしていると思う」とおもんぱかる。
しかし、一朝一夕とはいかない。森野コーチは「明日(22日)一軍は練習休みだが、明日もこっち(ナゴヤ球場)でやって、次の日もやって…。シーズンが終わるまでやることになる。続けてやるしかない」と根気強く指導していく構えだ。
ここまで言うのもビシエドは今季が3年契約2年目で、来季もやってもらわないと困る存在。「まだ34でしょ。俺が34の時なんて、まだみんなバリバリやっていたよ。(立浪)監督にしろ、ノリさん(中村紀コーチ)、ベンさん(和田コーチ)にしろ。だからみんなそれを知っているからまだビシエドもできると思っている」と主砲の完全復活に期待をかけている。












