女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・鹿島沙希(30)が、星来芽依からの挑戦表明を再び拒否した。

 17日のベルサール汐留大会でハイスピード戦を得意とする9選手が1分ごとに登場する「ハイスピード・ランブル」が行われ、各選手が入り乱れる大混戦を繰り広げた。終盤に入場した鹿島は同じ極悪ユニット「大江戸隊」に属するスターライト・キッドとフキゲンです★と好連係をサク裂させ難を逃れた。

 最後の2人に残ってしまった鹿島は、意を決して星来と相対。スピード感のある攻防が続いたが、足の速い星来に翻弄され最後は流れ星(変型前方回転エビ固め)で3カウントを献上した。

 4日の後楽園大会で星来にハイスピード王座への挑戦を表明され、完全拒否を決め込んだ鹿島。この日も王座戦を求めてくる星来に対し「この間も言ったよね、そんなに物分かりが悪い子だったっけ?」と語りかけ「あなたみたいな足も速くて、運動神経もよくて、あんな高いドロップキックを飛ぶ人とやるわけないじゃん。やりたくないです。無理です」と再び断固拒否の姿勢を貫いた。

 さらに「大体今日の試合は『ハイスピード挑戦権獲得マッチ』じゃないからね」と至極まっとうな答えで論破し「もし挑戦権獲得マッチだったら、私も、今すぐにでも(王座戦を)やりたかった。でも違うから」と説得する。

 だが、それでも諦めない星来に「このベルト本当にほしいんだな? ほしいんだな? そんなにほしいのか?」と問い詰めた挙げ句「じゃあなおさらやりません。ありがとうございました」と丁寧にお辞儀をして逃げ帰った。

 リングに取り残された星来は「また逃げられました」と肩を落としたが、「でも自分は何十回、何百回断られても絶対に諦めません!」と言い切り鹿島の後を追ってリングを去った。