全日本プロレスの世界タッグ王座戦(15日、東京・後楽園ホール)は王者組の拳王、征矢学組(ノア)が宮原健斗、青柳優馬組に敗れ、王座から陥落した。
諏訪魔&KONO、諏訪魔&斉藤レイを退け、迎えたV3戦。王座戦の条件に拳王は「満員札止め」を掲げたものの、公式発表での観衆は984人。それでも王道マットでの防衛戦を承諾した王者組は、王座奪還に燃える王道戦士の勢いに飲まれることなく大歓声を浴びながら入場を果たした。
序盤から拳王は宮原と一進一退の攻防を展開。さらに優馬にサッカーボールキックを決めると宮原を挑発する余裕を見せる。終盤では征矢と好連係を発揮し敵軍を追いつめるも、王道戦士のベルトへの意地に苦戦し、流れをつかみきることができない。征矢が弾道を連発するも、ゾンビのように立ち上がる宮原から渾身のブラックアウト(ヒザ蹴り)を決められ一気に流れは挑戦者組に。最後は宮原にシャットダウンスープレックスでマットに沈められ3カウントを献上した。
悔しげな表情を浮かべ無言でリングを後にした拳王&征矢。
だが、マイクを持った宮原に「拳王、お前の代わりに今日言いたいことがある。プロレスファンのクソヤローども、6月24日、拳王15周年記念大会(徳島・とくぎんトモニアリーナ)、超満員のご来場、宮原健斗からもお待ちしております」と声をかけられると拳王は拍手を送り、会場を後にした。













