夏の主役は俺だ! ノアの前GHCヘビー級王者・清宮海斗(26)が、初出場する新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」(7月15日、札幌で開幕)へ向けて、意気込みを熱く語った。自団体のリーグ戦「N―1 VICTORY 2023」(8月6日、横浜で開幕)を欠場してまで臨む、若武者の覚悟とは――。

 ――G1初出場が決定

 清宮 優勝はもちろん、新日本の主役になって戻ってこないと、行く意味がないと思っています。自分の団体に出ないで行くわけですから。

 ――自団体を欠場してまで臨むからには相応の覚悟がある

 清宮 今、ノアが盛り上がっているのは僕も感じています。ただ、それでも新日本が業界の先頭を走る状況は変わっていません。自分が目指しているのは、ノアを広めてプロレス界の頂点に持っていくこと。そのためにN―1を休んででも、という気持ちなんです。

 ――その選択には賛否が上がっているが

 清宮 もちろん分かっています。でも、これがノアを広める最善の選択だと思っています。自分のG1での戦いを信じていただけたら。

 ――G1ではどんな戦いを

 清宮 ノアでやっている自分の戦いから、絶対にブレないようにしたいです。それでも初めて見るお客さんには、新鮮に見えると思うので。試合だけじゃなくて、入場だったり、全てで今の自分をしっかり魅せていこうと思っています。

 ――同じAブロックには、IWGP世界ヘビー級王者のSANADAがエントリー

 清宮 カードを見た瞬間、一番最初に目にとまりました。一気に向こうの、今の主役と当たれるわけで(7月25日、後楽園)。必ず討ち取って優勝するという気持ちになりましたよ。

 ――SANADAも閃光魔術弾など武藤敬司譲りの技を使う

 清宮 スタイルが近くて「プロレスの伝統を大事に戦われているな」という印象はあります。だからこそ、同じ土俵で勝負したい。

 ――勝負のカギは

 清宮 やっぱり武藤さんですよね。自分なりのこだわりを持っている技なので、そこで負けるわけにはいかないです。〝武藤LOVE〟の深さの戦い? そうですね。その部分で絶対に上をいってやろうと思います。

 ――新日本の同世代、海野翔太、成田蓮、辻陽太とも同ブロックに

 清宮 すでに新日本のトップに食い込んでいる印象があります。新日本の同世代とは若手のころに「ライオンズゲート」という大会でバチバチやり合っていたので、ずっと「絶対に負けたくない」というのがあります。

 ――別ブロックになったオカダ・カズチカについては

 清宮 やっぱり気に食わないですね。スカされているし、相手に見られていないというのも…。

 ――6人タッグ戦で激突した9日の新日本&ノア&全日本の合同興行「ALL TOGETHER(AT)」でのことか

 清宮 はい。オカダ・カズチカのことは常に頭にあるので。ATの悔しい気持ちも、G1優勝に向けて燃料にしていくつもりです。勝ち進んでいけばおのずと当たることにもなるでしょうし。

 ――武藤からは「新日本も潤わせるつもりでいけ」とエールが送られた

 清宮 本当にそのつもりですし、その中で武藤さんから受け継がせていただいた技を自分なりの形で新日本のリングで見せて、今のファンを引きつけたいです。武藤さんがいて今の僕がいるので、それを新日本のリングで表したいと思います。