新日本プロレス10日の千葉・幕張大会で、辻陽太(29)が「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」のメンバーたちとの初共闘で、凱旋帰国後初勝利を収めた。
海外武者修行から凱旋帰国した辻は、LIJに電撃加入。初戦の4日大阪城ホール大会ではいきなりIWGP世界ヘビー級王者SANADAに挑戦し、敗れはしたものの高い潜在能力を発揮し特大のインパクトを残した。
この日の大会では内藤哲也、鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHIのLIJメンバーと初共闘。「Just 5 Guys(J5G)」のSANADA、タイチ、金丸義信、DOUKI、TAKAみちのく組とイリミネーションマッチで激突した。先鋒を買って出ると、いきなりTAKAみちのくからファルコンアローで3カウントを奪った。
その後は両軍から続々と失格者が出て、LIJは辻、J5GはDOUKIが最後に残って一騎打ち状態となる。カーブ・ストンプから破壊力抜群のスピアーをさく裂させ、貫禄勝利を収めてみせた。
凱旋帰国後初勝利を収めた辻は堂々のマイクアピール。「まず言っておきたいのは、俺は世代交代、そんなものに興味はない。俺が目指すのはIWGP世界ヘビー級のベルト、そしてその先の新日本プロレスの未来。俺に、俺たちLIJに声援をくれるなら、一緒に歩いていこう。そしてその先の世界、新しい世界に足を踏み入れよう。ここ幕張から日本へ、日本から世界へ。覚悟はいいか! 俺が新日本プロレスを面白くしてやるよ」と高らかに宣言した。
この日は「G1クライマックス」(7月15日、北海道で開幕)のブロック分けも発表され、辻はSANADAと同じAブロックにエントリーされた。同ブロックには海野翔太、成田蓮、ノアの清宮海斗の新世代戦士が集結して注目を集めているが「気に食わねえな。どうして俺がAブロックなんだよ。どう見たって、たくらんでるだろ。噛ませ犬(海野)、柴田のまね事野郎(成田)、緑の小僧(清宮)。気に食わねえ。言っただろ。俺は世代交代なんて興味ねえんだ。もっと先の世界を見ている。邪魔しないでくれ。分かるか。お前らの古い考えが、俺たちの遺伝子、ポテンシャルを邪魔してるんだよ」とバッサリ。
「新日本プロレスを世界一の団体にする」という壮大な野望に向けて突き進む男は、他の20代選手たちと同列に扱われることに不快感を示していた。












