新日本プロレス&全日本プロレス&ノアの合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」が9日に両国国技館で行われ、GHCヘビー級王者のジェイク・リー(34)がIWGP世界ヘビー級王者のSANADA(35)との王者対決で貫禄勝利を収めた。

 ジェイクは「Good Looking Guys」のYO―HEY、タダスケと、SANADAは「Just 5 Guys」の金丸義信、TAKAと組んで実現した6人タッグ戦。団体の最高峰王座を保持する両者は、対抗心むき出しの攻防を展開した。

 ジェイクは何とSANADAに対し、相手の代名詞でもあるパラダイスロックを仕掛けて挑発。その後も強烈な打撃を浴びせていくが、D4C(変型ブレーンバスター)を阻止されると、マジックスクリューで反撃を許した。

 それでも勢いが止まらないジェイクは、TAKAに狙いを定めて再び攻勢に出る。ジャイアントキリング(ニーリフト)から串刺しのフロントハイキックを叩き込み、悠然と3カウントを奪ってみせた。

試合後、挨拶を交わすジェイク(左)とSANADA
試合後、挨拶を交わすジェイク(左)とSANADA

 昨年末の全日本プロレスを退団に際し、ラストマッチの8人タッグ戦で共闘を果たしたのがSANADAだった。互いに立場が大きく変わっての再会に「やっててすごくリスペクトの念を感じました。けど『お前も早くもっと上に来いよ』じゃないけど。そういうところもチラっと見えて『ナメんじゃねえぞ』って。もしかしたら本人そこまで思ってないけど。それだけプライドをもってやってるのは感じました」と充実の表情で振り返った。

 SANADAからは、次戦があるならばシングルマッチの形式も提案された。ジェイクは「王者がそう言うんだったら、お客さんが求めるなら。けど小さいハコでやるのはNGにしましょう。やるんだったらドデカいハコでやりましょう。そっちの方が潤うし。両国よりももっと大きいハコで。けど俺は来週、防衛戦を控えている身なので、まずはそこですよ」と返答。杉浦貴とのV3戦(17日、名古屋)に集中力を高めつつも、前向きな姿勢を見せていた。

【SANADAの話】今日、ノアのチャンピオンとちょっとしかやれなかったんで、次やる時はシングルになっちゃうんじゃないですか。でも、ジェイクも自分の実力のなさを思い知るだけだと思いますけど。言いたいこと言ったので、帰ってもらっていいですか。