新日本プロレス&全日本プロレス&ノアの合同興行「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」が9日に両国国技館で行われ、全日本プロレスのヨシ・タツ(45)が新日本プロレス・海野翔太(26)に敗戦を喫した。

 東日本大震災チャリティープロレスとして行われた2011年8月の第1回大会から数えて3回目にして、AT史上初のシングルマッチ。団体の垣根を越えた興行であり、大会名そのものが「みんなで一緒に」を標榜しているのだから、よくよく考えれば誰とも一緒に戦わないシングルマッチが行われるのも妙な話ではあるが、それだけに注目の一戦となった。

 試合開始のゴングを待たずして奇襲を仕掛けたヨシ・タツは、海野のデスライダーを回避すると強烈なミドルキックを連打。スイングDDTで攻勢に出る。さらには打撃合戦からヨシタツ幻想(変型肩固め)に捕獲した。


 しかしこれを逃れられると、ランニング式のスピニングフェースバスターで反撃を許す。最後はデスライダーでマットに突き刺され3カウントを奪われた。

海野がヨシ・タツから3カウントを奪った
海野がヨシ・タツから3カウントを奪った

 古巣・新日本のホープに敗れたヨシ・タツは「こうやってね、最後に新日本の未来とシングルができてよかったです。ありがとうございました」と意味深な発言。一方の海野は「次のATがいつあるのか分からないですけど、次はメインイベントで勝って、プロレスの力を日本中に、世界中に届けていきますので」と、早くも次回大会の主役に名乗りをあげていた。