〝プロレスリングマスター〟武藤敬司(60)が、新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(7月15日、札幌で開幕)初出場が決まったまな弟子のノア・清宮海斗(26)に激エールだ。
他団体所属の日本人選手として7年ぶりの祭典出場が決まったことを、武藤は「いいことだよ。オカダ(カズチカ)戦で負けようが何しようが、あそこが完成形じゃねえんだからよ」と歓迎。2月の武藤引退興行(東京ドーム)でオカダに惨敗した清宮の意地と発奮に期待をかけた。
ただし、出場するからには最大限のインパクトを求める。1995年にIWGPヘビー級王者としてG1を制している武藤は「終わってみれば、すべてがベストバウトというか、清宮は誰とやっても面白かったというふうにしてほしい。新日本にはいろんなレスラーがいるから、そこで特長を見せるのは至難の業だよ。だけど、こなしていかないといけねえよな。毎試合毎試合、ここに清宮ありというものを何か」とハードルを課した。
「新日本のファンをノアに取ってくるっていう考え方もいいけどさ、そんなことより『俺がノアも新日本も潤す』ってくらいの気概で乗り込んでほしいわな」
2008年、全日本プロレス所属だった武藤は古巣に乗り込み、中邑真輔からIWGP王座を奪取。当時、自身もその心境で敵地のリングに上がっていたとして「新日本って、若いファンが多いじゃん。でも20代の女の子のファンが、40代の棚橋(弘至)や内藤(哲也)を見てキャーキャー言わないって。尊敬の念では見るかもしれないけど。だからこそ、清宮がそういうファンを喜ばせれば、新日本だってノアだって潤うわけだよ」と力説した。
6日に武藤は「第42回ベスト・ファーザー『イエローリボン賞』」のスポーツ部門に選出され、授賞式に出席。これを引き合いに「この賞だって、審査員の人たちの目にとどまったからもらえたんだよ。清宮もベストバウトか、MVPか、技能賞かわからねえけど、そういうものの目にとどまる戦いをやってほしいよな」と語った。師匠の言葉は届くのか。












