DDT4日の後楽園大会でトーナメント戦「KING OF DDT(KOD)」が開幕。MAO(29)がユニバーサル王者の須見和馬(23)との激戦を制し、2回戦に駒を進めた。

 MAOは3月後楽園大会で佐々木大輔を破り、ユニバーサル王者となるなど勢い著しい若武者・須見と激突。試合は両者一歩も譲らぬ意地の張り合いとなった。

 一進一退の攻防が動いたのは15分過ぎ。多彩なムーンサルトで迫る須見をMAOは雪崩式の攻撃でマットに投げ飛ばした。しかし、須見はひらりと1回転して着地。カサドーラ、スク~ルボ~イで大攻勢をかけられるピンチに陥った。

ロープに吊るした須見和馬(下)にギロチンドロップを放つMAO
ロープに吊るした須見和馬(下)にギロチンドロップを放つMAO

 それでも丸め込み合いの攻防から抜け出したMAOがフェースロックで須見をとらえると、脱出も許さずロックキラー(変型クロスアーム式フェースロック)に移行。薄氷のギブアップ勝ちを収めた。

 試合後マイクを握ったMAOは「カズ(須見)すごいじゃん!」とたたえる。「俺はいっぱいお前にプロレスもプロレスじゃねえことも教えてきたけど、俺もまたお前からプロレスを学んでんだ。今日は俺が勝ったけど、まだまだ2人でプロレスの楽しさ見つけていこうぜ」と呼びかけた。

 さらには「ご褒美を用意したぞ」と言ってフランスの団体、BZWとGCWの合同興行(現地時間5月23日)での須見のV2戦(グリンゴ・ロコ、リーズ・ルイスとの3WAY)の舞台を用意したことを発表。「俺もこの大会行くから、一緒にフランス行こうぜ」と誘った。

 2回戦(9日、新宿フェイス)ではこの日高鹿佑也に勝利した極悪軍「ダムネーションT.A」の岡谷英樹と激突する。バックステージでは「ハードコアでも何でも来いだし、俺は新宿フェイスが大好きだからね、めちゃくちゃやろうぜ、負けねえよ」と拳に力を込めた。