ノアの拳王(38)が、王道マットに電撃登場だ。

 11日の全日本プロレス郡山大会(福島・ビッグパレットふくしま)では、ともに世界タッグ王座保持するパートナーの征矢学が、青柳優馬とシングルマッチで激突。

 前日のノア横浜大会に全日本のエース・宮原健斗が来場し、優馬とのタッグで同王座への挑戦を表明されたばかり。王者組もノアマットでの開催を条件に承諾していた。

 征矢の入場が終わると同時に、今度は拳王の入場テーマ曲が流れ、会場は騒然。2人は金剛ポーズを決め、拳王はセコンドに就いた。

〝助っ人〟を得た征矢は気合十分で串刺し攻撃を連発し、強烈な逆水平チョップで圧倒。だが、逆転を許すと、最後はTHE FOOL(変型フィッシャーマンバスター)を決められ、3カウントを献上した。

 試合後、拳王が征矢に駆け寄ると、優馬から「拳王さんよ、わざわざ郡山まで来てもらって申し訳ないけど、お前のパートナーをやっつけさせてもらった。次は6月15日、全日本プロレスの後楽園ホール大会でそのベルトをかけて勝負しろ」と要求された。

 拳王が「世界タッグのベルトかけて戦うのはノアのリングでだ。1人で挑戦する気か?」と問いかけると、ここで宮原もリングに登場。2日連続でにらみ合った。

 すると優馬から「まさか、拳王さんがパートナーをやられて、こちらの要求が飲めないなんてことはないよな?」と挑発され、拳王は憤慨。「いいだろう! てめえらの要求、飲んでやるよ。ただし、俺からも要求があるぞ。ガラガラの全日本プロレスの会場じゃ嫌だ。超満員札止めの会場でやらせろ!」と声を荒らげた。

 両チームの合意により、15日の全日本後楽園大会で拳王&征矢 vs 宮原&優馬の世界タッグV3戦が行われることが決定的となった。