全日本プロレス25日の埼玉・春日部大会での青柳優馬(30)と鈴木秀樹(46)による「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Bブロック公式戦は、CC史上初のダブルフォール決着となった。
世にも珍しい〝珍決着〟だ。序盤からスクールボーイ、ヨーロピアンクラッチを連発し、貪欲に勝利を狙う優馬に対し、鈴木は激しい打撃で攻め立てる。チョークスリーパーに捕らえてダメージを与えると、逆に優馬をヨーロピアンクラッチでフォール。3カウントが入った。
鈴木の勝利で試合は決したかに思われた。しかし、レフェリーを務めた和田京平氏から告げられた結果は、まさかのダブルフォール。優馬がフォールされながらも、クラッチしていた鈴木の手を引いていたことで、鈴木の両肩がマットについていたというのだ。和田氏は両者が同時に攻撃しているものと判断し、同時に3カウント。引き分け裁定で鈴木、優馬の両者に勝ち点が1点ずつ与えられることとなった。
団体によれば、ダブルフォールによる決着はCC公式戦史上初。バックステージで鈴木、優馬の2人に経緯を説明した和田氏は「俺も何十年もやってるけど、初めてのケース。すごいこと起きたなって思うよ。後でビデオ見返してくれりゃ、俺の言ってることがわかるよ」と2人の肩を叩いた。
鈴木は納得していない様子だったが、優馬は「まあ、いいや。鈴木秀樹相手に1点勝ち取ったんだから、デカい方だよ。棚ボタ出場、棚ボタ勝利からの棚ボタ引き分けだ。もう棚ボタ優勝しかねえよ」と喜んでいた。













