全日本プロレス25日の埼玉・春日部大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Aブロック公式戦で3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)が羆嵐(35)を破り〝因縁の地〟での2勝目を上げた。

 宮原は3月の八王子大会で羆嵐を破り、V6に成功したばかり。春の祭典でさっそく再戦となった。

 試合は互いに一歩も譲らぬ激闘に。セントーンの連打で迫る羆嵐に対し、宮原は何度もシャットダウン・スープレックスを狙う。嫌がる羆嵐からは何度も弾かれ、クロスボディー、ラリアートで反撃を受ける。

熊嵐(上)をシャットダウン・スープレックスで仕留めた宮原健斗
熊嵐(上)をシャットダウン・スープレックスで仕留めた宮原健斗

 それでもブラックアウトを2発発射して大ダメージを与えると、3度目の正直でシャットダウン・スープレックス・ホールドをさく裂させ、激闘に終止符を打った。

 試合後、マイクを握った宮原は、会場に集まった観客に向け「対戦相手の羆嵐は埼玉県出身らしい、ただ何を隠そう、この俺も第二の故郷が埼玉だ。18歳から23歳の約5年間を過ごした」と説明。宮原が2008年から13年まで所属していた健介オフィスの本社は埼玉県吉川市にあったからだ。「(埼玉は)俺には嫌な思いでしかない…」と一度はうつむいたものの「今日を境に埼玉県が大好きになったぜ!」と勝利を喜んだ。

 今回の勝利で宮原は勝ち点5。この日タロースに勝利した斉藤レイ(勝ち点6)に続いて2位につけた。「ピリッとした空気を今日ここ埼玉県で感じ取れたことが、俺にとっては収穫だ」と過去を振り切って前を向く。次戦26日新潟大会でのタロースとの公式戦を前に「俺が必ずメインイベントを締めくくる」と気を引き締めていた。

 なお、この日の他のAブロック公式戦では、真霜拳號がオデッセイを破り勝ち点4とした。