今オフにFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手(28)の去就が注目される中、レッドソックスなどで通算219勝を挙げ2015年に野球殿堂入りも果たしたペドロ・マルティネス氏(51)が移籍先の有力候補としてメッツの名を挙げた。

 米テレビ局「TBS」の番組「MLB on TBS Leadoff」でマルティネス氏、カーティス・グランダーソン氏(42=元ヤンキース、メッツなど)、ジミー・ロリンズ氏(44=元フィリーズなど)ら豪華なMLBレジェンドたちと司会のローレン・シェハディ氏が大谷について談議。その中でマルティネス氏が「メッツが(大谷獲得に)挑戦することに賛成だ」と口火を切り、メッツのオーナーで大富豪としても知られるスティーブ・コーエン氏との逸話を紹介した。

「自分はメッツが(大谷獲得レースで)いい勝負を展開しても驚かないね。先日、レジェンズゲームのイベント前に席が隣になりコーエン氏と話をしたんだ。彼に『このチーム(メッツ)にチャンピオンシップを与えられると前向きにとらえているか?』と聞くと『イエス、もちろんだ。私はできる限りのことをして、勝利チームを毎日フィールドに送り出している』と言うので『できる限りではなく奪い取る必要があるんだ』と伝えたら『イエス、自分は奪い取りにいくよ』と。だから自分は彼が(大谷を)奪いに行くことを信じる。これほどの金銭をチームにつぎ込む男だから、やりたいことがあれば何でもできるし、機会さえあれば奪いに行くだろう。だからショウヘイ・オオタニの獲得においてメッツを除外してはならない」

 MLBで通算17年にわたってプレーし、サイ・ヤング賞も3度受賞するなど輝かしい経歴を誇るレジェンド・マルティネス氏の「メッツ有力発言」に同席した面々も納得の表情を見せていた。8月1日(日本時間2日)までが期限のトレード、あるいは今季終了後のFAと大谷の去就を巡る話題は当分続きそうだ。