米スポーツサイト、アスレチックのジェイソン・スターク記者はエンゼルスの大谷翔平投手(28)の才能にあらためて驚いている。5日(日本時間6日)付の「MLBのシーズン最初の60試合で学んだこと」と題するコラムの中で、ア・リーグ球団幹部を直撃した内容を紹介した。

 同記者は今季の大谷の「(投手として)奪三振数でリーグ2位、(打者として)本塁打数でリーグ2位タイ」「(打者として)塁打数でリーグ2位だが、(投手として)打者に許す塁打数はア・リーグで4番目に少ない」「(投手として)メジャーで最も低い被打率をマークしている」と信じられない記録を列挙。その上でア・リーグ球団幹部に「同じシーズンで投手として最も三振を奪って、打者として塁打数トップは可能なのか」と質問。返ってきたのは「できないという理由はない」という言葉だったという。同時に「『Can Ohtani…』で始まる質問ならセンテンスが終わる前に『Yes』と答えるだろう」とも。

 別の球団幹部は「大谷をマイケル・ジョーダン以外に比較できる人がいない」とNBAのレジェンド、マイケル・ジョーダンに匹敵する存在と語ったという。

「大谷は本当にユニークな選手。彼は自分が進化するために毎年何か少し違うことをする。それは、マイケル・ジョーダンがオフシーズンに、『今年は3ポイントシュートうまくなるぞ』と決め、翌年には『もっと大きくなって強くなれば、ポストシーズンで支配者になれる』と言ってやってのけたことと同じ。我々が観察している大谷は、毎年何かを加えていったマイケル・ジョーダンと、基本的に同じ。自分にはそれしか考えられない」

 MLBの従来の常識を超え、記録を上書きしている大谷。野球に関して「限界」はないのかもしれない。