21世紀の二刀流は元祖二刀流を超えたのか――。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は2日(日本時間3日)までに、かつての名選手たちによるデジタル・ベースボール番組「ファウル・テリトリー」にゲスト出演し、エンゼルス大谷翔平投手(28)とベーブ・ルースを比較する時代が終わったと報告した。
野球データに精通するラングス記者は大谷に関する興味深いデータを掘り起こし、自身のツイッターなどで発信している。司会者の一人であるA・J・ピアジンスキー氏が「ショウヘイが出てきた当初は、毎日がなんちゃらホームランだ、なんちゃらシャットアウトだ、とすごかったが、最近じゃ『ショウヘイが出ているから、何か歴史が変わるわ』ってまるで当たり前になってしまったよね」とコメントすると、同記者は「二刀流の野球少年たち、マイナーリーグにも二刀流がいるけど、大谷翔平の例のような二刀流を最初に行う人は誰も出てこないと思う」と断言するとこう続けた。
「幸いなことに、(502奪三振を記録したことで)ようやく彼をベーブ・ルースと比較することも終わった。もちろん、ルースをディスるつもりはないが、ルースは100マイル(約160・9キロ)の球を投げていなかったし、100マイルの投球とも対戦したことがないし、450フィート(約137メートル)超えの本塁打も放ったことがなければ、打球速度115マイル(約185キロ)を記録したこともない」
同じく司会者のスコット・ブラウン氏が「番組で、ベーブ・ルースと対戦してみたいけど、恐らく84マイル(約135キロ)のほとんど動かないヨボヨボのカットボールを投げていたはずだ、なんて話題になったよ」と重ねると、ラングス記者は「間違いない」と即答。その上で「野球は進化していて、身体能力、健康管理なども向上しているからこそ今の選手たちがピークのパフォーマンスをできている。だからこそ野球は素晴らしい」と結んだ。ルースが真の投打二刀流でシーズンを過ごしたのは1919年の1年のみ。大谷は3年目だ。比較するのではなく、唯一無二の「SHO―TIME」を楽しもう。









