女子プロレス「スターダム」の前ワンダー王者・白川未奈が、自身とユニットの再起を誓った。

 4日の後楽園大会でマライア・メイと組み、ゴッデス王者のMIRAI&壮麗亜美と激突。得意の足4の字固めで壮麗からギブアップを奪い、25日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会での挑戦が決定的となった。

 4月に中野たむ率いる「コズミック・エンジェルズ」を脱退し、「クラブビーナス」を発足。直後にワンダー王座を獲得して波に乗ったが、5月27日大田区大会でワールド王者・中野との2冠戦で敗れ、どん底に突き落とされた。

「悔しすぎて震えてました。それにファンを悲しい気持ちにさせたことが申し訳なくて、昨日までずっと落ち込んでました」。気持ちが切り替わったのは、試合中に壮麗の脚を攻め、勝利を確信した時だったという。

マライア(上)と抱き合って喜ぶ白川
マライア(上)と抱き合って喜ぶ白川

「チャンピオンに負けてる場合じゃないなって覚醒した。チームリーダーとして乗り越えなきゃいけない壁だと思うので、ベルトに初挑戦するマライアを引っ張ってゴッデスを取ります」と決意を新たにした。

 昨年11月の負傷欠場中は語学力を上げるため英語の参考書を5冊学び、外国人選手をスカウトするため海外に向かった。クラブビーナスの外国人選手が4人になった現在は定期的にミーティングを開き、コミュニケーションを取っている。「キャリアも国籍もバラバラなので文化も考え方も違う。毎回、全部英語でレジュメをつくって話し合いをしています」

 すべては「ユニットとして団体で一番を取りたい。そして『クラブビーナス・フロム・スターダム』が他国でも有名になるのが理想です」という目標のためだ。再びトップ戦線に戻り、そしてユニットにハクをつけるため、白川が再起動する。