巨人が25日のDeNA戦(東京ドーム)で7投手をつぎ込み、5―4の逆転勝ちを収めた。
原辰徳監督(64)が大きな決断を下したのが1―3の4回の攻撃中だった。先発した山崎伊の打席で右腕をあきらめ、代打にウォーカーを送って降板させた。この日は6連戦の3戦目。当然、救援陣を使い込めば負担は増していく。指揮官は「(山崎伊に)行かせるべきではないかという迷いは多少ありました」という。しかし、展開としては2点のビハインド。「攻撃に転ずる」と意志を固め、マウンドから降ろした。
そして、5回以降はブルペン陣がフル回転。大江、田中千、高梨、中川、鈴木とつなぎ、9回は守護神の大勢がピシャリと締めた。味方打線の奮起もあり、田中千にはプロ初勝利も転がり込んだ。ここまで救援陣をマウンドに送り込んだ理由を、原監督はこう説明した。
「昨日、(戸郷)翔征が完封してくれたという点ではリリーフ陣も非常に元気であるということで、その選択をしました」
前夜(24日)の同戦は、若きエース・戸郷がチームで今季初となる完封勝利。救援陣につかの間の休息を与える活躍で、試合後にはリリーフ陣が総出で右腕に感謝を伝えていた。
26日からは首位を走る阪神と敵地・甲子園で3連戦。指揮官は「一戦一戦、というスタイルは変わらないですね」と地に足をつけながら前へ進んでいくつもりだ。












