「ALL TOGETHER AGAIN」(6月9日、東京・両国国技館)でオカダ・カズチカ(35=新日本プロレス)、拳王(38=ノア)とトリオを結成する全日本プロレスの青柳優馬(27)が、チームリーダーを自任した。

 実に11年ぶりに開催される3団体合同興行で、青柳組は棚橋弘至(新日本)、宮原健斗(全日本)、清宮海斗(ノア)組と対戦する。各団体のトップ選手が一堂に会する豪華マッチに「あのメンツの中にぶち込まれて『僕で大丈夫なんですか?』って逆に聞きたくなっちゃいますね」と恐縮しきり。「コロナ禍で沈んでしまった業界がようやく盛り上がる時でもあるので。苦しい状況の中で、しぶとくゴキブリのように生き残った全日本プロレスここにありというものを見せつけられたら」と慇懃(いんぎん)に闘志を燃やした。

 敵も味方も我の強いメンバーが揃った。そんな中で青柳は協調性を重視し滅私奉公を誓う。「変な話、対戦相手も全員『俺が俺が』ですし。清宮選手なんかは大会の趣旨を理解していないのか『オカダ・カズチカしか視界に入らない』と、自分を見失っているかのような発言もされてたので。僕が整えたいなと思います」と何やら達観したかのような口ぶりだ。

 パートナーの拳王には世界タッグ王座を奪われた因縁もあるが、今大会に限っては私情を捨ててチームワークを優先するという。「僕がチームリーダーとしていきたいと思ってます。バランスをとってうまくまとめたい。(他メンバーの)個が強すぎますし、ちゃんと試合として成立するのかという不安もありますから。僕が潤滑油になりますよ。2人とも俺に任せろ、ついてこいと。僕がプロレス界を一つにします」。これはこれでクセの強い発言となっている青柳は、果たしてチームをまとめることができるのか――。