エンゼルスの大谷翔平投手(28)が9日(日本時間10日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、7回を1被弾を含む6安打3失点、7三振2四球で今季初黒星(4勝)を喫した。

 MAX100・6マイル(約161・9キロ)をマーク。打者29人に103球投げた。防御率2・74。打者では3打数無安打で打率2割9分4厘。チームは1―3で敗れた。

 初回先頭のデュボンは内角の98マイル(約157・7キロ)のフォーシームで空振り三振。これで通算501奪三振としベーブ・ルースに並んだ。2回一死で6番ペーニャーをカウント1―2から外角低めのスイーパーで空振り三振を奪って、〝ルース超え〟を果たした。

 3回二死後に2番ブレグマンに左前に初安打を許すも無得点。2試合連続で大量失点している4回は、捕手の打撃妨害で出塁を許すも二盗を試みた走者を刺して得点は許さなかった。ここまでほぼ完ぺきだ。

 しかし5回に先頭ジュルクスにあわや柵越えの左飛を打たれると、右手の指を気にするそぶりを見せるなどリズムを崩した。続くマイヤーズにストレートの四球を与えると、9番マルドナドに左翼へ逆転2ランを被弾。1番デュボンは内角ツーシームで詰まらせるも右前へポトリ。続くブレグマンも内角高めのフォーシームを打ち上げさせたが、二塁手の背後に落ちた。ここで3番アルバレスに初球、外角低めのカットボールを左前に運ばれ3点目を失った。

 その後、二死二、三塁では、タッカーをこの日最速の100・6マイルのフォーシームで一ゴロに片付けた。地元紙オレンジ・カウンティー・レジスターのジェフ・フレッチャー記者は、自身のツイッターに「大谷が3試合連続で3失点するのは自身初」と投稿した。

 6回は三者凡退。7回は一死後、ヘンズリーに右前打されるもブレグマンを二ゴロ併殺打に仕留めた。前回のカージナルス戦では4回にスイーパー狙われて3失点した教訓を生かしてツーシームとフォーシームを多投。スイーパー39パーセントに対してツーシーム31パーセント、フォーシーム25パーセントと組み立てを変えたが、結果的に実らなかった。

 打者でも初回二死無走者で二ゴロ、4回一死一塁は中前に痛烈なライナーを放つも、中堅手が好捕。6回二死一塁は打撃妨害で出塁。4回には投手として打撃妨害での出塁を許しており、まさに珍事だ。2番手の右腕プレスリーと対戦した9回先頭はカーブに空振り三振と無安打に終わった。

 悔しい初黒星と無安打。この借りは翌10日(同11日)のこのカード最終戦で晴らす。