ノアのGHCタッグ王座戦(4日、両国国技館)に向け、王者の杉浦貴(52)、谷口周平(46)組が1日、挑戦者のティモシー・サッチャー、サクソン・ハックスリー組と都内で調印式を行った。

 調印式を前に2メートルの長身を誇るサクソンが入場すると、その大きさに場内からざわめきが。しかし、サクソンは〝うるさい〟と言わんばかりに会場のファンをにらみつける。すかさずティモシーが後ろからなだめ「我々は非常に落ち着いている」と取り繕ったが、事件はその直後に起きた。

 挑戦者としての意気込みを聞かれたサクソンが、質問を無視して調印書ごとテーブルをはね飛ばしたのだ。これに隣席の王者・杉浦が激高。両者がにらみ合う危険なムードに。だが、挑戦者組は勢いそのままに場内をあおり、意気揚々と退場していった。

 会場はマイクや机が散乱。見かねた杉浦が大きな背中を丸めながら、スタッフと協力して復旧作業を行い、怒りをかみ殺すように「絶対に防衛しますんで。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 しかし、再び事件が起きる。あらためて意気込みを聞かれた相棒・谷口が、何を思ったかサクソン以上に勢いよく机を投げ飛ばし、ついでにパートナーのベルトまで〝強奪〟。突然の暴挙に杉浦は「うそだろ…」とあぜん。その後、1人残された杉浦は、再び会場の復旧作業を手伝うハメとなった。

 やりたい放題の挑戦者組の暴走を止めるには、谷口との関係性の〝復旧〟が急務かもしれない…。