新戦力右腕がチームを救った。ヤクルトのドラフト1位ルーキー・吉村貢司郎投手(25)が30日の阪神戦(神宮)で5度目の先発登板し、ついに初勝利を挙げた。6回97球を投げ、2安打1失点8奪三振と好投。7連敗を喫していたチームは、4―2で勝利をつかんだ。
初回二死から四球を3連発し、ピンチを招く立ち上がり。それでも6番・井上から空振り三振を奪うと、その後はリズムに乗って2、3、4回と三者凡退。5回先頭の梅野に初安打を許したが、続く木浪を二ゴロ併殺打に仕留める。4―0で迎えた6回、一死から中野にソロを被弾したものの、最少失点で切り抜けた。
試合後、初めてお立ち台に上がった吉村は「率直にめちゃくちゃうれしい気持ちでいっぱい」と笑顔。手にしたウイニングボールは「やっぱり両親に渡したい」と語るとこの日、球場に足を運んで見守っていた両親へ「ここまで育てていただいて本当に感謝しかない。これからも頑張って親孝行していきたい」とメッセージを送った。
高津監督は「立ち上がりはどうなるかと思ったけどね。3つ四球出しながらでも、0で立ち上がったのは大きかった」とたたえ「投げる以上に、チームが連敗というプレッシャーもあったでしょうし、いろんなことが詰まったプロ初勝利だったと思います」と振り返った。
プロとしての一歩を踏み出した吉村。指揮官は「また今度はリフレッシュじゃないが、新たな気持ちで次のマウンドに立てるんじゃないかなと思います」と2勝目に向けて期待を寄せた。












