全日本プロレスの芦野祥太郎(33)が、初の祭典制覇へ王手をかけた。

 春の祭典「チャンピオン・カーニバル」Bブロックで石川修司、諏訪魔、斉藤レイと勝ち点8の首位で並ぶ芦野は、最終公式戦(30日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)で石川と対戦。174センチ、107キロの芦野に、195センチ、130キロの大巨人が襲い掛かってきた。強烈なランニングニー、エプロンでのサンダーファイヤーで大ダメージを負いながらも、左足への一点集中攻撃にかけた。

 蹴り飛ばされ、張り手を見舞われても、必殺のアンクルロックで捕らえ続ける。終盤でもランニングニーで吹っ飛ばされながら、続くカミゴェを回避。この試合、4度目のアンクルホールドで捕獲し、ついにギブアップを奪った。

「このBブロックで勝ち上がったのは俺だ!」。前日のFMWE鶴見大会で石川、佐藤光留組は、電流爆破マッチで行われた王者・大仁田厚&ヨシタツとのアジアタッグ選手権で敗れたばかり。手負いの大巨人に負けるわけにはいかなかった。

 諏訪魔とレイが両者リングアウトにより勝ち点8止まりで終わったため、唯一勝ち点を10とした芦野の優勝決定戦(5月7日、東京・大田区総合体育館)進出が決定。反対のAブロック代表は、5月4日の後楽園ホール大会で決まる。

 同じユニットの本田竜輝に優勝決定戦での対戦を呼びかけた芦野は「Bブロックはとんでもねえ、デケえやつばかりだった。でも、体のサイズだけじゃねえんだよ、プロレスは。5月7日の優勝決定戦、この勢いで俺が優勝してやるよ!」。初の栄冠まであと一歩だ。