全日本プロレス25日後楽園大会の「チャンピオン・カーニバル(CC)」Aブロック公式戦で、新日本プロレスの小島聡(52)が宮原健斗(34)を撃破し、3勝目を挙げた。

 2003年大会以来20年ぶりを目指し、実に13年ぶりに春の祭典にエントリーした小島だが、ここまで2勝3敗。ブロック突破はほぼ絶望的な状況で、4勝1敗で首位を走る全日本のエースとの公式戦を迎えた。

 ラリアートの相打ちに打ち勝った小島は、垂直落下式ブレーンバスターで攻勢に出る。しかし、必殺のラリアートは2度に渡ってカウンターのブラックアウトで迎撃されてしまう。

 シャットダウンスープレックスだけは許さない小島は、再度のラリアートもフロントキックで迎撃されてしまうが、今度は宮原が走りこんできたところをカウンターの左ラリアート一閃。一気に形勢逆転に成功すると、最後は右腕から繰り出したラリアートで3カウントを奪ってみせた。

〝新旧全日本エース対決〟を制し、意地を見せた小島は「ひと言だけ言わせてください。健斗、本当にどうもありがとう。俺はお前みたいなプロレスラーと出会うことができて、本当にプロレスラーを30年以上やってきて良かったよ」とメッセージ。最後は「言っちゃうぞ、バカヤロー!」の絶叫で大会を締めくくった。

 一方で2敗目を喫した宮原は「まだ望みはあるだろ。日本中の宮原健斗ファンは待ってんだ、俺の優勝を。その人たちを裏切るわけにはいけねえからな」と、優勝決定戦(5月7日、大田区)進出がかかるT―Hawkとの最終公式戦(5月4日、後楽園)へ闘志。

 小島に対しては「昔全日本プロレスのエースだったんだってな。ただ、俺と一緒にするんじゃねえ。もうテメーとは二度とリングで会わねえ。小島聡、テメーとはリング上でこれ以上会うことはねえ」と、一方的な絶縁宣言を繰り出したが、30日大阪大会では8人タッグマッチでの共闘が決定している…。