新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」29日新潟・燕大会のAブロック公式戦で、前年度覇者の藤田晃生(23)がバリエンテ・ジュニアから4勝目を挙げた。

 ここまで3勝3敗で勝ち点6の藤田と、2勝4敗の勝ち点4で後がないバリエンテがメインで対峙した。白星先行に戻したい藤田は、ルチャ戦士に出だしから張り手をかまして闘志満点。一方のバリエンテも華麗なロープワークからのアームホイップで対抗する。攻防の中でバリエンテは負傷箇所の右ヒザに痛みが出るが、藤田は容赦なくニークラッシャーや蹴り、関節技でダメージを与えていった。

 痛みをこらえ、バリエンテも反撃。ティヘラで藤田を場外に落とすと、セカンドロープを踏み台にするトペ・コンヒーロを敢行。ルチャ殺法で会場を沸かせた。

 互いの意地がぶつかり合う激戦は終盤、バリエンテが藤田にカウンターのジャンピングニーからファルコンアローをさく裂させて押さえるもカウント2。さらにバズソーキック3発から、バリエンテスペシャルを繰り出そうとした。しかし、さすがの藤田が一瞬のスキをついて切り返すと、そのまま強引に肩の上にまで持ち上げてThrill Rideでズバリ。カウント3を奪った。

 勝ち点8に伸ばした藤田はマイクを握ると、観客に対し「1つだけお前らに言いたいことがある。もっともっと純粋な気持ちでプロレス楽しめよ! 俺たち新日本のレスラーが非日常を見せてやるから、新日本を、スーパージュニアをクソ楽しめよ!」と声を張り上げ、大歓声を浴びていた。