米AEWの「AEW DYNAMITE」(29日=日本時間30日、ミズーリ州セントルイス)で、新日本プロレスのIWGP・USヘビー級王座を保持するAEWのケニー・オメガ(39)が「ユナイテッド・エンパイア」のジェフ・コブ(40)を下し、初防衛に成功した。
ケニーは1月4日の東京ドーム大会で4年ぶりに新日マットに参戦。ウィル・オスプレイを破り、同王座に返り咲いた。V1戦の挑戦者・コブは連合帝国でオスプレイと共闘し、グレート―O―カーンとともに、昨年の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」最終タッグチーム賞を受けた実力者だ。
ゴングが鳴ると、会場は一斉に「ケニー! ケニー!」「レッツゴー、ケニー!」の大チャント。ケニーは左の脇腹にテーピングを施していたが、いきなりウラカンラナで場外に吹っ飛ばし、ノータッチ式のトぺ・コンヒーロを見舞った。だがリングに戻ったコブは怪力でケニーをキャッチすると、豪快なブレーンバスターで切り返す。場外ではバリケード、鉄柱に叩きつけ、左脇腹にダメージを与えていく。
ケニーはチョップとパンチで逆襲するも、コブはスープレックスを決めてペースを譲らない。王者はVトリガーをカウント2で返されると、カウンターのドロップキックを左脇腹に浴びてしまった。何とかスナップ式ドラゴンスープレックス2連発で反撃。ニーアタックからドラゴンスープレックスで投げつけたが、挑戦者の雪崩式ブレーンバスター、その場飛び式ムーンサルト弾、おきて破りのVトリガーをくらって大ピンチに陥った。
それでもツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)を切り返すと、レインメーカー式Vトリガーからコブの後頭部にVトリガーを発射して大逆転。最後はコブの巨体を肩車して必殺の片翼の天使で叩きつけ、3カウントを奪った。
だが、試合後にジョン・モクスリー、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタの「ブラックプールコンバットクラブ」に取り囲まれた。ここで、入場テーマが鳴ってブライアン・ダニエルソンが登場。観衆の「イエス!」チャントの中、ケニーに駆け寄り、3人に立ち去るように命じた。続けてUS王者に手を差し伸べて助け起こしたが…ケニーが背中を見せた隙を狙って、ブサイクニーで急襲。さらにラーベルロックで捕らえて締め上げた。
4人がかりで暴行を加えられたケニーは、リング上でダウンしたまま。果たしてケニーとブライアンのIWGP・US王座戦へとつながるのか。注目が集まる。













