第5回WBCで世界一に輝いた巨人・戸郷翔征投手(22)が24日、チームに合流した。

 WBCでは中継ぎとして2試合に登板し、無失点。米国代表との決勝では2番手として2回を投げ、トラウト(エンゼルス)から空振り三振を奪ってガッツポーズを決めるなど、自身にとってもかけがえのない経験となった。

「世界のメジャーの方と対戦するのはWBCとかでしか機会がないので、これを機にもっと成長していかないといけない」とし「個人としては沢村賞を必ず獲得するという気持ちでシーズンを迎えたいと思います」と力を込めた。

 今後は変則的な調整が求められる。ブルペンでの投げ込みや、ファームでの調整登板も視野に入れている。「(不安が)ないかと言ったらある」。しかも、計り知れない重圧を背負いながら戦いから解放されたばかりだ。〝燃え尽き症候群〟に陥っても不思議ではないが、戸郷はこう言い切った。

「逆に優勝しちゃったので。もう一度あのシャンパンファイトを。改めてビールかけを日本でやりたいと思った。僕らも優勝から遠ざかっているし、久しぶりのシャンパンファイトをチームでできると思うと、よりいっそうチームは強くなるし団結すると思う。僕はもうこのままいきたい」

 燃え尽きるどころか、高いモチベーションを維持したままシーズンを駆け抜ける。