堂々の凱旋だ。第5回WBCで14年ぶりの世界一に輝いた侍ジャパンが23日に帰国。巨人・原辰徳監督(64)は代表入りした4選手の今後の展望を明かした。

 日本を感動に包み込んだ侍戦士が再び母国に降り立った。開幕戦が31日に迫る中、巨人に残されたオープン戦は24日からの楽天3連戦(東京ドーム)。強行日程で激戦を乗り越えた岡本和と大城卓、戸郷と大勢の疲労をいかに取り除き、開幕に備えさせるかは首脳陣の腕の見せどころとなる。

 4選手は24日の試合前に優勝を記念した花束贈呈のセレモニーが行われるため、本拠地を訪れる。とはいえ、時差に加えて長時間フライトの翌日だ。原監督はまずは「よく頑張ったね」と敬意を表しつつ「グラウンドには来ます。練習してひと汗かこうということにはなっています。明日のベンチに入る予定はありません」と休養を最優先させる方針。また、25日以降の試合については「本人たちと話をして」と体調や意向をくんで判断する。

 指揮官自身もWBCの独特な重圧と戦った一人だ。巨人の監督を務めながら世界一に導いた2009年大会から帰国した後「俺もヘトヘトだった。『2日間休ませてください』と言って温泉に行ったことを思い出した。人とも会いたくなかった」と笑顔を浮かべた。誇らしい侍G戦士たちに細心の注意を払いながら、V奪回への準備を進めていく。