第5回WBCで14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパンが23日、優勝帰国会見を行った。

成田空港には大勢のファンが集まった
成田空港には大勢のファンが集まった

 メジャー組を除く侍ジャパンは午後3時過ぎにチャーター機で成田空港に到着。ロビーで大勢のファンに出迎えらると、成田市内のホテルに移動し午後5時半から会見に臨んだ。

 栗山英樹監督(61)は「日本でたくさんの人が応援してくださったんだなと空港についた時、感じました。多くの人の思いが力になりました。本当に感謝しています」とまずファンの声援に感謝した。

 続けてコーチ陣がWBC秘話を明かした。三塁コーチャーを務めた白井ヘッドは「準決勝(メキシコ戦)で村上選手がサヨナラヒットを打った場面。一塁、代走の周東選手が、ホームに戻ったわけですけど、三塁コーチャーの私としてはここは回すか止めるか非常に難しい場面でしたけれども、選手全員がベンチで30人のランナーコーチャーがいましたので、何も臆することなく回すことができた」と振り返った。

イタリア戦で盗塁を失敗した岡本和真
イタリア戦で盗塁を失敗した岡本和真

 また一塁コーチャーを務めた清水コーチは「東京プール(準々決勝イタリア戦)で岡本和が(盗塁で)走ってアウトになったんですけど、すみません、あれぼくが横から大ウソを教えてしまって。エンドランだということを言いました。本当に申し訳なかったです。それでアウトになりました」と岡本和に〝公開謝罪〟した。

 選手たちもそれぞれ印象に残ったシーンを振り返った。岡本和が「(決勝戦で)ゲームセットになった瞬間が何より印象に残っていますし、ぼく自身としては野球ってこんなに楽しかったんだなと思いました」と世界一の瞬間を挙げれば、村上は「(大谷が)ユニホームの汚れたままマウンドにいく姿勢というか、夢のようなシーンでしたね」と9回にマウンドに向かった大谷の姿が印象に残ったという。

 村上は「ぼくも3年後、しっかり出て次は全試合4番打てるようにしっかり頑張ります」と宣言するなど、選手たちは26年WBCへの出場を早くも表明。2月17日の集合からこの日で侍ジャパンは解散となった。選手たちは束の間の休息を経てシーズンに挑む。