第5回WBCで侍ジャパンを3大会ぶりの優勝に導いた栗山英樹監督(61)が、今大会で退任することになった。21日の米国戦後「きょうで監督が終わるので、あすからまったく何も肩書がない人になる」と語った。契約は今大会までだった。
現時点で後任監督は未定となっているが、誰がやるのがいいのか。候補としては第2回WBCで代表監督を務め、世界一の経験がある巨人・原辰徳監督(64)、元ソフトバンク監督で5度の日本一となった工藤公康氏(59)、内部昇格として今回侍ジャパンの投手コーチを兼任で務めたロッテ・吉井理人監督(57)、さらには現日本ハムの新庄剛志監督(51)らの名前が浮上すると見られる。
本紙評論家の得津高宏氏は「本当ならば栗山監督が続投するのが一番いい。次のWBCまでの3年間で、給料10億円払ってでも引き留めるべきだと思います」としながらも、後任候補については〝栗山流〟を引き継げる人物にしてほしいという。
原監督、工藤監督については「WBCでの実績なら原監督は文句なし。3年後なら巨人との契約も切れているでしょう。ただ、栗山監督のあとではやりづらいですし、本人がやりたがらないんじゃないでしょうか。工藤監督もソフトバンクで証明したように、戦力があるチームをやり繰りする能力は非常に高い。頭もいい監督ですが、栗山監督のように戦力を集められるかどうか、という点で疑問符がつきます」と首をひねった。
その一方で新庄監督については「おもしろいと思います。ですが、スーパースターの選手揃いのなかで自分が目立たなくなってしまうのを、新庄監督がどう思うかでしょうね。そのあたりがちょっと心配です」と懸念。
続けて「いまのチームを引き継ぐという意味でも、吉井が監督をするのはいいと思います。ただ、選考のポイントにしてもらいたいと思うのは、今回の栗山監督のように選手を信頼し、気持ちよくプレーさせることのできる監督にしてほしいということ。その点から、私はヤクルトの高津監督、次にオリックスの中嶋監督を推したいですね」とした。
3年後のWBC、吉井監督なら佐々木朗希が、高津監督なら村上宗隆が、中嶋監督なら山本由伸が、それぞれメジャーから駆けつける…という展開になるかもしれない。












