どうにもリズムが悪い。セ3位の巨人は8日の中日戦(バンテリン)に2―9で大敗し、2連敗。勝率も5割に戻った。

 投打でかみ合わない展開となった。先発のフォレスト・ウィットリー投手(28)は2回、ボスラーに先制2ランを被弾。5回には自身の送球ミスなどから一死一、三塁のピンチを招くとカリステの放った強烈な打球が左ヒザ裏付近を直撃し、手痛い適時内野安打を許した。その後も後続を止めることはできず、5回途中5失点でKOされた。

 打線も決定打が出ず、終盤に2点を返すのが精いっぱい。つながりを欠いた打線に阿部慎之助監督(47)も「どう点につなげるか。そういう一打を打つかっていうことが大事じゃないですか」と評し「引きずっててもしょうがないんでね。明日、奮起を期待してます」と努めて前を向いた。

 攻撃陣にとっては、苦しい時期が続いている。直近5試合で奪った得点は計6点と決定力不足に苦しみ、1勝4敗の黒星先行にも直結。この日も中日打線を上回る10安打を放ちながら2点止まりに終わっただけに、試合後には主将・岸田による緊急ミーティングが実施されるなど、グラウンド内外で試行錯誤が続く。

 前カードから入れ替えなしで臨んだ3連戦の初戦だったものの、チーム内からは「重苦しい雰囲気がぬぐえずにズルズルいってしまうようなら、入れ替えを含めた打線のテコ入れもそろそろあるかもしれない」との声も出始めている。

 気が付けば4位・DeNAがゲーム差なしにまで浮上し、すぐ背後にまで迫ってきている。打開策を何とか見いださなければ、浮上のきっかけもつかめない。