相手チームも脱帽する強さだった。

 侍ジャパンが11日に行われたWBC1次ラウンド・チェコ戦(東京ドーム)を10―2で圧勝。12日に2連勝中のオーストラリアと直接対決で首位通過を争うこととなった。

 試合終了の瞬間、チェコ選手は日本のベンチに向かって晴れやかな表情で拍手を送った。負けた悔しさよりも、日本チームを称賛するような振る舞いだった。

 チェコは先発投手が120キロ台の直球で2回まで無失点に抑え、ツイッターでは一時「チェコの選手」がトレンドトップに。米メジャーリーグ経験者はひとりで、あとは現役大学生や営業マン、金融トレーダーや野球クラブのディレクターなど〝本業〟は別にあるアマチュア選手ばかり。屋根付きのドーム球場で野球するのも初めてだったという。

 それだけに負けはしたものの、エンゼルス・大谷翔平らトップ選手と戦えたことは大きな財産となったことだろう。

 こうしたグラウンドの様子を伝えたのが「侍ジャパン公認サポートキャプテン」の中居正広。この日はテレビ朝日の生放送に出演し、ベンチ裏の様子などをリポート。3回裏、大谷から空振り三振を奪った相手先発のサトリアがボールを嬉しそうにベンチに持ち帰った話も披露していた。

 中居は侍ジャパンの強さについて「下位打線ですね。ここまで8番、9番だけで四球が9つ。上位打線にいい流れができている」と独自の視点で分析していた。